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援農ボランティア 自然農 まるほ農園☆藤沢ヨガスタジオ ヴリンダヴァン
こんにちは。
藤沢市柄沢のヨガ&クッキングサロンVrindavanヴリンダヴァン 本多みよりです。
8月の終わりから有機農業の援農ボランティアを始めました。
きっかけは6月の終わりに埼玉県小川町の親戚の家に行き、東京出身の奥さんに勧められてJAの直売所で無農薬の有機野菜を買ったこと。それまで藤沢のJAさがみ直売所わいわい市でとれたて野菜を買って、喜んで食べていたのですが、無農薬野菜の美味しさと生命力の強さに心打たれました。
私は全然知らなかったのですが、小川町は日本の有機農業の第一人者がいて、有機農業の研修や生産が盛んなところ。生産量も多く、JA直売所だけでなく、道の駅おがわまちやスーパーにも地元有機野菜の販売コーナーがあります。
その時の野菜の美味しさが忘れられず、どうせ食べるなら地元藤沢の無農薬野菜!と思って、検索してヒットしたのがまるほ農園のHP。農園主の北條さんは元小学校の先生で、HPも教え子が作ってくれたそうです。
小学校の先生をやめてまで有機農業を始めるなんてすごい!と感動して、翌々日にはエコモの直売に行って直接北條さんと会い、畑に通わせていただけることになりました。

まるほ農園は藤沢北部、打戻・獺郷にあります。
まるほ農園HP https://maruho-farm.com/
自然農という栽培方法で、無農薬(農薬を使わない)、不耕起(土を耕さない)無肥料(肥料を使わない)です。
従来の慣行農法の草一本ない畑しか知らない私は、初めて自然農の畑を見た時、雑草でおおわれて育つ野菜に衝撃をうけ、全く言葉が出ませんでした。これでちゃんと野菜が育つなんて、信じられない!今までの実家の畑で行っていた草取りはなんだったの!
ただの雑草にしか見えない草には理由があって、草が生えることにより虫や微生物が集まり、人間が耕さなくても野菜がよく育つふかふかのいい土になります。
実際にまるほ農園の土に触れてみると、ミミズやアリ、ダンゴムシがたくさん!バッタやコオロギ、カマキリやジョロウグモもあちこちにいます。夏の甘いトマトの実にはカブトムシもくるそう。畑の周りの環境も藤沢とは思えないほど自然がたくさん残されていて、7月、最初に行った時には用水路に落ちたタヌキの赤ちゃんとそれを見守るお母さんタヌキを発見。助けようとしましたが全速力で逃げられてしまいました。

暑い夏が過ぎ、季節は秋。やかましく鳴いていたセミはいなくなり、コオロギのやさしい声を聴きながら、爽やかな風に吹かれて季節を感じられるのも援農の醍醐味のひとつです。
援農とは、古くからある畑の仕事を消費者が手伝う有機農業のシステム。藤沢市は援農ボランティア養成講座も行っています。
最初は野菜を買うだけだった私も、隔週でまるほ農園と相原農場で援農をしています。
今回はマイ鎌持参で、まずは草取り。その後、秋冬野菜の小松菜と大根の種まきをしました。

初めて援農に行った8月24日、息子と一緒に種を撒いた大根。縦一列に並んでいるギザギザの葉っぱです。ずいぶん大きくなりました。
