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こんにちは。

藤沢市柄沢のヨガ＆クッキングサロンVrindavanヴリンダヴァン　本多みよりです。

 

HPVワクチンの勉強会に行ってきました。

場所は新しく今年6月、藤沢駅北口に開院した藤沢　女性のクリニックもんま。

https://momma.clinic/

講師は院長の門間美佳先生です。

HPV（ヒトパピローマウィルス）は子宮頸がんの原因になるウイルスです。

非常にありふれたウイルスで、性交渉で感染し、一生のうちで8割の女性が感染するといわれています。

そのうち約1割は子宮頸部に持続感染し、異形成（前がん病変）を経て子宮頸がんになります。

子宮頸がんはワクチンで防ぐことができる唯一のがんです。

 

数年前、このHPVワクチンによる若い女性の重い副作用が問題になり、新聞などで大きく報道されました。

ワクチンの国の積極的勧奨は取りやめられましたが、その後全く報道されず、何も情報がないままHPVワクチンは怖いというイメージだけが広まってワクチン接種をする人が激減しました。

私自身、対象年齢の娘がおり、そんなに重大な副作用が起こる恐ろしいワクチンなら受けない方がいいと思っていましたが、情報が何もないまま判断するのはフェアではないと思い、この勉強会に参加しました。

平日12時過ぎからの開催でしたが、参加者は十数名。皆さん娘がいる方が多く、関心の高さがうかがわれます。

私が一番驚いたのは、国の積極的勧奨が中止されていても、定期接種自体は続いていて、対象年齢であれば公費助成があり無料で受けられるということ。万一予防接種後に重篤な症状があった場合には国の救済制度の対象になります。

接種は3回、間隔を空けるので半年かかります。

ちなみに自費で接種する場合、約50,000円です。



門間先生は地域の中核病院に勤務していた頃に、若い妊娠中の女性に子宮頸がんがみつかり、子宮ごと摘出手術をするのを見てきて、子宮頸がんの予防の必要性を強く感じたそうです。

このような勉強会のほか、新聞への投書や政治家への働きかけ、ネットを使っての情報提供など積極的に取り組まれています。

勉強会は接種を強制するものではなく、科学的な情報を得て、接種の是非を考えるきっかけになりました。

ワクチンである限り副作用はゼロではなく、それはどの予防接種でも同じという門間先生の言葉に誠実さを感じました。

 

イメージに振り回されることなく、正しい情報は自分から積極的に取りにいくことがとても大事です。情報に溢れた時代だからこそ、感性を磨いてアンテナを鋭くしたいものです。

 

HPVワクチンに関する詳しい情報はこちら→http://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=4

 

ヨガ＆クッキングサロンVrindavanヴリンダヴァン

　《レッスンスケジュール》

火曜　9：30～11：00　　みよりたヨガ

アートマ・クリヤ・ヨーガ復習会　

1月19日（日）　13：00～16：00

オーム・チャンティング　　　　

1月16日（木）　13：00～14：30

（都合により満月以外の日の開催です）